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うーの日記 その7

食養するときの注意ごと。。。


食養生活を始めると「排毒」という症状がでる。
字の通り「毒を排出する」こと。
排毒は様々な形で出る。
また悪い部分があるなら治る前にその症状が出ることが多い。

例えば、胃が悪い人が食養を始めたら胃痛がひどくなったりと。
七号食をやると頭痛や吐き気、体がだるくなったりするのも同じこと。
体内に溜まった毒を排出して、体内をきちんと 綺麗に浄化するためには始めに不調が出るのは不思議なことではないと思う。
むしろ薬を飲んで痛みが治るほうが悪い部分が体に閉じ込められたみたいで不自然なことだと思うなー。



悪いものを全部出して治す。



うん、やっぱり一番それが自然だな。
だから排毒のあとは体が信じられないほどすっきりする。
あんなに辛かったのが嘘みたいに爽快。
本当に絶好調になるから不思議。



ちょっと話がずれちゃったけど、排毒がでるから食養には注意が必要。



それは、



食養をやるときは一人でやらないこと。
また、マクロビオティックに詳しい人のもとでやること。



言われたとき、最初はその意味がよく分からなかった。
でも、自分がやってみてよく分かった。。



一人でやっちゃだめ。


というか、一人ではできない。
と。

あたしは、食養を始めると排毒症状として、体に不調が出るだけでなく精神的にも不安定になった。
一日の半分ご飯を噛んでいるとその間にいろいろなことを考えてしまう。
いいことならいいのだけれど、 そういう時は大抵マイナスなこと・・・・ 食べながら泣いていることも何度もあった。
排毒で体調が悪いうえに、口の中を噛んだり、顎が痛かったりで


「なんでこんなに頑張っているのに体調悪いんだ?もうやだ。」


「いやいや!!体調悪いのは治ってる証拠!頑張れ」


って食事中よく戦っていた。

だけどあたしが頑張れたのはgenのみんながいたから。
あたしの体調が悪いと、

「大丈夫!良くなってるところだから!悪いものが出ているから!」

「体が必死に治そうと戦っている証拠だよ!」 って言われると

「そっか!!!やった!!」
って素直に安心できた。
むしろ排毒症状が出ると
「これで治るぜ!!」って嬉しくなったりした。



あたしの場合はきちんとした知識のある人達の下でやっていたから不安になっても 助けてもらえたけれど一人でやっていたらこうはいかないと思う。

多分、一人でやっていると不安 になって「やめてしまおう」と考えたり、 体調が悪くなった時に家族から「やっぱり食事のバランスが悪いのだ」と言われたりして続けることが難しい。
しかも精神的にも弱っているときだから本当に辛い。
本当にこれでいいのかな。。。という不安も大きいところに家族や友達からの


「野菜ばっか食べてるからだ!肉を食え!玄米なんて消化に悪いものを食べているからだ! 調子悪いなら薬を飲め!玄米菜食が体にいいというならばなぜお前は体調が悪くなってるんだ!」

なんて言われた日にはもうズタボロ。
排毒の説明をしても理解されないし、なにより説明する気力もない。
だから食養 は一人ではなく、きちんとした知識のある人の下でやる必要がある。


genを離れてからのほうが、それがとても身にしみて感じます。理解ある人達が側にいるって本当に心強いなー。



よし、頑張ろー。
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うーの日記 その6

今日は

「きんぴらごぼう」

を作った。きんぴらごぼう大好き。
これがまた、美穂さんが作るきんぴらごぼうは最高!
でも、今は自分で作らなきゃ。。

ごぼう、れんこん、にんじんを切って土鍋で炒めて煮る。
味付けはお醤油のみ。なのに、驚くほど美味しい。
それまでみりんとかお酒を入れて作っていたのが嘘みたい。

味付けはお醤油だけで十分。煮ているときは手を加えない。
野菜さんたちが勝手に美味しくなってくれるから・・・


あたしにとってきんぴらごぼうはとても大事な料理なんだ。


お味噌汁の次に教えてもらったのが

この、「きんぴらごぼう」

始めにごぼうを炒める。目安は、いい香りになるまで!泥臭い匂いが取れたらにんじんを入れるのだけれどそれがあたしには難題…なぜならあたしは、なんでもいい匂いって思ってしまうから。だから熱した油にごぼうを投入!!!!ってだけで


ふぁぁ~いい匂い~♪



ってなってしまう。


それではだめ。





「うーはなんでもいい匂いって言うけどそれはだめ。一番良いところを引き出してあげることが大事なんだよ。
そのためには逆に駄目なものは駄目としっかり見極めなければならない。
それは生きる上でも一緒。」



すごいなー。本当にそう。
料理には性格がでること、身にしみて感じた。だから同じ作り方、おんなじ材料でも味が違う。マクロビオティックの料理は調味料を最小限にしか使わないから余計分かる。
本当に全然違うんだよ。



そっか。だめな部分はだめって教えてあげる優しさが本当の優しさだー。


マクロビオティックの料理を作る上でとっても大事なこと。


余り手はいれないこと。



それは、野菜さん達が勝手に美味しくなってくれるから。
だから醤油を入れたらかき混ぜない。

お鍋の中で野菜さんたちが美味しくなろうって努力してくれてる最中だから信じて待てばいい(^-^)



料理は生き方と一緒。そんなことをとっても分かりやすく教えてくれた、美穂さんときんぴらごぼう。。すごく思い出深い一品です。


それでは、



いただきます!!!





うーの日記 その5

嘘みたいな排毒。



玄米菜食をきちんとやりだすと、人によって差は あれ起きてくるのが「排毒」と いう不快な現象。デトックスって言葉のほうが知られてるかも。



この排毒…

本当にでる。
あたしもまさかね~って思うこととか笑ってしまうようなことまで様々な形でやってくる。
頭痛、眠気、吐き気、倦怠感とかならまだ分かるけど、例えばお肉の排毒…





怖い夢を見る。




本当に!!!




分かりやすく牛とか豚とか鳥を殺しちゃう夢の人もいるし、
あたしの場合は大事な人を殺しちゃう夢だった。

玄米菜食を始めて1ヶ月くらいたったころ毎日怖い夢を見てうなされて目を覚ます時期
があった。



それを美穂さんに話したら
「お肉の排毒だよ」と。

な~るほど!ならいっか(>_<)


とはならない。まさかねぇ、。って思った。


でもよく考えたら起こり得る話。だって食用の為に飼われてる動物さんたちの扱いとか殺されかた、本当に酷いから。
安くあたしたちに提供しようとすればするほど動物さんたちは酷いことされる。餌もカタカナばっかの意味の分からないもの食べてぶくぶくに太らされて。
それを私達は食べてるってこと、知ってほしい。食べるな!とは思わないけど知らないのは罪。
あたしもたくさん食べていたけど、自分が口にするものがどういうものか知ることは大事だと思う。



しばらくして夢は見なくなったけどgenに来てくれるお客さんからも同じ話をされたこともあるから本当に排毒なんだと思うな。


今日の写真は「なつ」

genの畑を手伝っているときお世話になったの。かわい。やぎは平和でのんびり。
やぎにも排毒あるのかな。


natsu


うーの日記 その4

今日はあたしが食養スタッフとして働きたいと思った理由について。


それは、


最高の玄米ご飯だから。


genより美味しい玄米食べたことない。

匂いもかたさも全部最高。本当に本当に最高に美味しいの!世界一美味しいと思ってる。
おこげなんてできた日にはもうよだれもの。
玄米ご飯苦手だと思ってる人、とりあえずgenの玄米ご飯食べてみて。竈で炊いた玄米は甘くてコクがあってきっとびっくりするから。


あともう1つ。


genの人達の人柄。
まずパワフル。超体育会系です。朝から晩まで働いてたまの休みは仕込み。仕込みが少ないかと思ったら全力で遊びまくる。

マクロビオティックって言うとセレブがやってるとかそういうロハスとかお洒落なイメージを持たれる。それがすごく嫌でマクロビオティックやってます。って言わないようにしてた。お店も綺麗でいかにも


「お野菜大好き!」

って人ばっか。
お野菜大好き!な自分が大好きなんでしょ。それ、本当に美味しいと思ってるの?野菜の甘み全然引き出されてないよ。玄米、炊飯器くさいよ。
でも、あたしもgenに来るまでは頭では嫌だなって思いつつも、圧力鍋の玄米で満足していたし、お洒落な自分好きだったんだなって思う。



genはお洒落…ではないと思う。多分みんながイメージするマクロビオティックのお店とはだいぶ違う…

どーんと囲炉裏、奥には毎日使う現役の竈。どっちかというと定食屋さん。だからgenの常連さんは男の人のが多い笑、、、。
他のマクロビオティックのお店じゃ考えられないもんね。

でも分かるよ。常連さん、
あたしもgenの雰囲気好き。
とにかく落ち着く。

話がだいぶそれちゃったけれど
あと少しだけ。



厳しく優しい。



優しいだけじゃなく厳しい。これは簡単そうで難しい。優しいだけならいっぱいいる。

「大丈夫?」


口で言うのは簡単。それはただ優しいふりしているだけ。人に嫌われたくないからいい人ぶってるだけ。
genではだめなことはだめ!ってはっきり言われる。
人を叱るのって本当に大変だと思う。もしかしたら余計なお世話って思われるかもしれないし、相手に嫌われるかもしれない。

だからみんな当たり障りのない会話して、自分の話をはなすタイミングを伺ってる。きっと人の話は半分なんだろな。

genは全力であたしと向き合ってくれた。
最初は何で見ず知らずのあたしにこんなにしてくれるんだろう。食養スタッフとは言え、朝の仕込みは寝過ごす。
食事は一日五時間食べてる。よってほぼ一日食べてる。
体調悪くなれば一日寝込む。
更に過食症だからお店のものたべられてしまうリスクあり。

普通に考えたら嫌です。

でも、





「うーが本気で頑張ってるからだよ。私達はなんにもしてない。うーが頑張ってるだけ」


かずさん、みほさん、そんなことないです。あたしはgenだから頑張れました。genのみんなに支えられたから、夜も寝れるようになったし、普通にご飯食べれるようになったんです。

完治まではまだまだですが顔晴って摂食障害治します。
自分で作った病気なんだから必ず治ることを信じて。

うーの日記 その3







こんにちは。食養スタッフとしてgenで働いていたうーです。



先月にgenを出て地元に戻り生活を始めました。そのため日記を更新出来ずもう1ヶ月以上たってしまいました。


日が経つのは本当に早いなー。



genを離れることは凄く不安でした。
また過食嘔吐の日々に戻らないか。
前より悪化するのではないか。
自分で玄米菜食を実践できるのか。
ひとりで食の誘惑に勝てるのか。
と不安はたくさん。

genで生活してたからこそ、最高の食事と規則正しい生活が出来ていたのは間違いないから。
でも、


やってみなくちゃ分からないや。


思ったら行動しなきゃ気が済まない性格
。とりあえず帰ってみることにしました。
だめならまたgenに帰ります。
そしたら笑って迎えてください。

これからは自分で玄米菜食を実践することで感じたこと、気付いたことも書いていきたいと思います。
もちろん、genでの生活のことも混ぜ込みながら!


写真はgenの里での初日の出です。
1日ではないけれど。

日の出に向かって




絶対治す。




って誓ったから。治すよ。

こんなに綺麗な日の出見れたしね(^-^)

うーの日記 その2

食養生活。

食養スタッフの私の仕事は食べること。食べることが「お仕事」です。



でもただ食べていればいいってわけじゃあないんです。


「一口200回噛む。」

へぇ~!!
ならたくさん詰め込めばいいぢゃんって思ったら大間違い!
一口の大きさは親指大くらい。
ちゃんと決まってる…

その量をひたすらかむ。

だから一回の食事が二時間くらいかかる。
やってみたら分かるけど200回ってまあ大変。口の中は噛むし、舌は噛むし、噛んだところは口内炎になるし。顎が痛すぎて口が開かなくて箸で食べ物を詰め込むようにして食べたり。トウモロコシで激痛が走って半泣きしたり。一時間でやっとおむすび一つ食べ終わる時もあった。
食事時間が長いのも最初は本当につらかった。いろんな事を考える時間があるというのは辛い。マイナスなことを考え出したらきりがなくて、食べながら泣いていたこともあった。その時の私には「自分と向き合う時間」は真っ暗な時間で怖かった。


あと、水分も極力取らない。これには驚いた。だって健康にいいと思って1日2リットル位のんでたから…今までしてきたことって…お味噌汁と食べ物にも水分が含まれているから大丈夫なのだと。ほほうー。

頭で理解しても実行するのは難しい。
早く食べたいし、もちろん喉も乾く。
だけどやるしかない。

そう思ってひたすら噛んでる毎日でした。




9月7日 今日からきちんと一口200回。やっぱり大変。よだれというか唾液と混ざって気持ちが悪い。途中で食べ物なくなっちゃうし。パサパサになるし。唾液を飲み込まないで噛むらしい。で、最後に飲むと。そうすると口の中でライスドリームの出来上がり!確かに…
お昼は1時間45分。長い。
「ありがとうございます」を20回いえば200回だよ~とみほさん。
ありがとうございます×20回、文句言わずにやれ!

9月9日 顎痛し。今日も朝から200回。食べることが本当に嫌になる。こんなこと初めて。
玄米が一番美味しい。200回噛んで気がついたこと。噛んでも噛んでも
味がある。甘いー。すごい。おかずいらない。他のものいらないー食べたくない

9月10日 体がだるい。軽い?重い?分からない。眠い。寝たい。今日もお昼を食べながら寝てしまった。驚いた。のど乾いたな~。顎痛い!激痛が走った。顔四角くなるかも…
お腹が二時間程痛かった。

9月12日 体が本当にだるい。重い。のど乾いた。温泉に行った。お水がぶ飲みしたい…だめだなー果物食べたい。甘い物食べたい。朝起きるとよだれがすごい。
おしっこあんまり出ないけど大丈夫なのかな。うんちもでないし。

9月15日 全身筋肉痛。なんでおしっこ出ないかな。あー水分とってないからか…そりゃそうだ。のど乾く。口内炎4つ。
だるいというかめまいがする。
もう寝よ。


毎日毎日200回。
朝ご飯は大体一時間。昼夜ご飯は二時間。考えてみると1日五時間…食べ終わったと思うと次のご飯で一日中食べてるかんじでした。寝てるか食べてるか、一見セレブみたいだけど口の中は口内炎だらけ、顎は筋肉痛、喉はからからで慣れるまでの1ヶ月はしんどかった。
驚いたことは、過食衝動があまり起きなかったこと。
日記を読み返しても分かるけど過食嘔吐についてはほとんど書いていない。
それが、玄米菜食のお陰なのか、環境が変わったからなのか、一日中食べている感じがしているからなのかは分からなかったけど、私にとって「抑えられるくらいの衝動」であることはすごいこと。


辛いなーって時は、

“過食嘔吐したときの、あの苦しみに比べたら顎が痛いとか喉が乾くことなんてなんともないでしょっ余裕でしょー”

って自分に言うと自然と頑張れた。

うーの日記 その1

去年の夏。

里の農園の助っ人(ボランティアスタッフ)としてきっちんgenにやってきた通称「うー」。

「うー」は現在28歳 女性。

その、「うー」の今までを、聞けば聞くほど、並な人生ではなかったように思う。

その「うー」が、色々を乗り越えて、今、『本来の自分』を取り戻そうとしている。



現代社会の中で、「うー」と同じような悩みを持つ人は、数えきれないほどいるはず。

「うー」自身ががんばる事で、それがそのまま沢山の人たちの一助になるかもしれない。

そんな思いから「うー」の日記をここに書くことになった。

世の中はバランス。

大自然も、人の心も、身体も、バランス。

善い事も、悪い事も、いつも表と裏で、右と左で存在しバランスをとっている。

その時々で、どちらのアイテムを使うかは自分の意志一つ。

それ以外...ない。




★「うー」の日記 其ノ一


摂食障害。





それが私の病名。
正しくは摂食障害の中の過食嘔吐。



字の通り過食して吐く。ただそれだけ…
うん、本当にそれだけなんだ。


じゃあ食べなければいいじゃん、とか吐かなければいいじゃんとか思うと思う。し、実際私もそう思ってた。


自分が弱いだけ。意志がないだけ。

食べたいだけ食べて太りたくないから吐く。
そんなのただのストレス発散でしょ。


自分が過食嘔吐になる前から摂食障害のことは知っていた。
けどあまり大した病気だとは思ってなかった。芸能人とかが太りたくないから食べない
とか食べても吐くっていう単なる最低の行為。



ずるくて卑怯。


って。だから自分がなった時も病気だとは全く思わなかったし、本当にすぐ治ると思ってた。ううん、違う。初めはそれこそストレス発散だったからきっと止めれた。それを調子に乗って何度も何度も続けてしまったから。

気がついたら




普通に生活、できなくなってた…



食事が、食べ物が怖い。ご飯をまともに食べられない。外に出られない。

1日食べ物が頭から離れられなくて食べては吐いて食べては吐いての繰り返し。脳みそが食べ物に支配される。それ以外のことはかんがえられない。何も出来ない。


今まで当たり前のように出来てたことが全く出来なくて、でもそれを認めたくなかった。他の人が簡単に出来ること。例えば、電車に乗って会社に行く。友達と待ち合わせしてご飯を食べる。買い物に出掛ける。そんなことも出来ない自分が情けなくて、毎日毎日自分を責めて、そんな自分を隠すためにへらへら笑ってた。



一人になると過食嘔吐。
酷いときは1日3回。1日が過食嘔吐で終わる。

会社帰りにコンビニを何軒も巡って5時間以上家に帰れない日々…




とにかく異常だった…



治したいと思って摂食障害について調べていろんな方法を試してもうまくいかない… 
一時的に良くなったとしても再発したら最後、前より酷くなって自分に戻ってくる。



“摂食障害は心の病です。完治には時間がかかります。”


どの本を読んでもそう書いてあった。ネットで摂食障害で苦しんでいる人のブログを読みあさっても短くても5年、中には20年以上とか…

治らないってことか。
ならもう死にたいや。
まともに生活出来なくて人に迷惑ばかり、心配ばかりかけて生きてる位なら死にたい。

生きていたくない。


でも自殺する勇気も根性もなくて過食嘔吐の毎日をただひたすら過ごすだけ。薬の量も増えて体にいろんな症状が出始めても止めれない。私の体は一生懸命あたしに


「辛いよー止めてよー」



って言ったのにね。あたしが病気と戦うことを放棄しても一生懸命戦ってくれてたのにね。。そんなこと、その時のあたしは気付きもしないでただただ自分の体をいじめてた。


そんな生活が二年程続いた。

もう家族にも隠しきれなくなって会社も辞めた。




そして2011年8月22日、genにきた。

1ヶ月間のボランティアスタッフとして。

私がgenに来たのは本当に偶然。何かつてがあった訳でも長野が大好きだった訳でも過食嘔吐を治すためでもなんでもなくて、とりあえず畑がしたい。自然がたくさんあるところで生活してみたい。と思ったから。摂食障害になる前からマクロビオティックには興味があって玄米を食べていたこともあり、出来れば賄いは玄米菜食の食事がいいと思った私が検索したキーワードは、



「玄米 住み込み」


だった。はず……………


よく覚えてないけれど始めからgenに決めていたとかここじゃなきゃだめなんだ!とかでは決してない。沖縄とか四国の住み込みスタッフの募集にも問い合わせた。募集がいっぱいだったり期間が合わなかったりで最終的に受け入れてくれたgenに決定。


本当にその時はどこでも良かったんだと思う。ただ逃げ出したかっただけ。環境を変えたかっただけ。何も考えたくなかっただけ。いろんなことが面倒になってちょっとふらっとどこかに行きたくなっただけだった。
それなのに、長くはいるつもりはなくてまた不平不満ばかりの世界、でも家族がいて彼氏がいて友達がいる慣れ親しんだ住み慣れた快適空間に帰るつもりだった。矛盾ばっかり。結局は甘い考えしかなかった。治したいというのは口ばかりで、治らない、いや、治せないと思ってた。だから病気のことは言わなかった。




私は今もgenにいる。



病気を治すために戦っている。
前と違うこと。


それは治ると信じてること。



「人は食べたものからつくられる」



genでの生活はそのことを私に確信させてくれた。
自分で作った病気なんだから治せる。し、自分しか治せない。一番大事なのは本気で治したいという気持ち。その気持ちを持った上でのきちんとした食事。


大丈夫。必ず治る。


2011年9月、私はボランティアスタッフではなく、「食養スタッフ」としてgenでの生活を始めた。
プロフィール

玄ノ里

Author:玄ノ里
『玄ノ里』
・マクロビオティックの宿
・マクロビオティック体験宿泊
・マクロビオティック料理教室
・田舎暮らし体験宿泊

http://www.gennosato.com

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