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スタッフの『力』

玄ノ里は食養の宿です。 と言っても現在は施設改造のためお休みして いますが。

その他、松本に穀物菜食の食事処『kitchen gen』と『カフェ日月』を運営しています。

その『kitchen gen』が、先日4月8日で4 周年を迎えました。

吹けば飛ぶような店で、しかも一般の方々に は敬遠されがちなジャンルですが、それでも 利用して下さる方々がおいでになる。 そんな皆様のお蔭で何とか今日まで存続して これました。

心の底から感謝です。

本当にありがとうございます。

来年は5周年。 その時までまだ存続していられたら、5周年 記念イベントをしたいなぁと思っていますの で、これからも、どうぞよろしくお願い申し 上げます。

そしてもうひとつ。

『kitchen gen』が4周年を迎えられた理由 は、こんな店でも利用して下さるありがたい お客様。 そして、もうひとつの大きな要因は、この店 を自分の店として愛とエネルギーを注ぎ続け てくれるスペシャルなスタッフのお蔭です。

このスペシャルなスタッフがいるからこそ 『kitchen gen』は存在していられるので す。

kitchen genは11時open。 閉店は21時。

日月は10時open。 閉店は18時。

仕込みは通常5時から始まりますが、最近は4 時か4時30分くらいからやっているようで す。 その他、イベント等がある場合は3時とか徹 夜とか、そんな感じです。

閉店の21時まで通しで営業しているので 特に休憩時間がある訳でもなく、お客さんが ない時間などはそれぞれ何か作業をしていま す。

この連中は休むということを知らないのか?

というくらい働きます。

店の定休日は毎週月・火ですが、現在火曜日 は近隣のショッピングセンターで毎週おかゆ ぱんやお弁当等の販売をしているので月曜日 は夕方から仕込み。 火曜日は通常通り朝から調理。 そして、販売。 販売はいつも一人が行きます。 残ったスタッフは翌週の仕込みのため、やは り夕方から厨房に入ります。

こうみると、ほとんどしっかりした休みがあ りません。

ここまでやるならさぞかし給料も待遇もいい だろうというのが一般的な見方ですが、とこ ろがどっこい、給料は想像を越える安さで す。 待遇など何もありません。

今流行りのブラック企業顔負けくらいの勢い です。

そんな過酷な環境の中、待遇も最悪な 中、『何故、彼女たちは前進するのでしょう か?』

どこへ行っても、多くの方々から、 『genさんはホントにいつも元気だねぇ』 と、言われます。

こんなに毎日早朝から殆ど休みなしの状態な のに、『何故、彼女たちはいつも元気なので しょうか?』

genは何事にも白黒ハッキリつけます。

良いことは良い。悪いことは悪い。

人間ですから、長所もあれば短所もありま す。

当たり前です。

でも、その短所がやるべき目的に対し致命的 であったなら私は迷わず指摘します。

今は何でも許される風潮が社会的に蔓延して いる気がします。 全てを受け入れるという事は、物事の善悪を 判断しない、目をつぶり波風をたてないとい うことではない。

良いことは良いし、悪いことは悪い。 それを指摘する事で波風がたつのなら、嫌な 気持ちや、辛く、苦しい気持ちになるのな ら、それらもひっくるめて全てを受け入れ る。引き受ける。 それが本来だと思っています。

genは本気で人と相対しています。 良いときも、悪いときも、本人が自分から逃 げない限りとことん対します。 だから、仲間とか、同僚とか、従業員とか、 そういう次元では表現できない。

和気あいあいの仲良く手を繋いで、肩を組ん でみたいな『表面上良し!』的な関係でもな く、何と言うか...。

親が子を叱る。怒るではなく叱る。 お姉ちゃんが妹の面倒をみる。 姉妹喧嘩をする。 仲直りをする。 少ないものをみんなで分け合う。

そんな感じでしょうか。 そして、そんな中で一人一人がそれぞれの役 割を自覚し、その役割を精一杯こなす。 そういう個々の集まりが本当の意味での『協 力』という形なのだと思います。

彼女たちは正にそれを地でいっています。

私はずっとそんな彼女たちを見てきました。 今までも、様々な事がありました。 辛かったり、苦しかったり、淋しかったり、 悔しかったり。 泣いたことも、奈落の底に叩き落とされ落ち 込むことも何度もありました。

でも、彼女たちは何度でも立ち上がります。

そんな思いをしてまで『何故、彼女たちは立 ち上がるのでしょうか?』

彼女たちは、自分自身を奮い立たせる『原動 力』を持っています。 今風でいうモチベーションってやつです。

が、横文字だと何か軽い感じがしてなりませ ん。 モチベーションなんて言葉では表現仕切れな い程の『原動力』なんだと思います。

『食』とは『人』を『良くする』と書きま す。 従って、『食事』とは『人を良くする事』と いうことになります。 逆に言えば、人を良くする事のできない食は 食事とは言えないということになります。 私はこういう事を平気で言うから人に嫌われ ます。

『うちの店の食事が食事とは言えねぇってこ とかぁ!』 と、憤慨されたり、

『私が毎日家で作っている食事は食事じゃな いと言うんですか!』 と、泣かれたり。

私はそういうとき、残念ながら、しかも平然 と、

『はい。』

と、言ってしまいます。

何故なら、そういってお越しになる方々は、 現時点でどうにもならない問題、病気や精神 的負担、災難やその他諸々。 云わば、人生の岐路に立っている訳です。 だから、私は最終的に導き出された質問に対 し答えているだけなんですが。

因みに、

『そんな事と食とは全く関係ないでしょ!』

と、思われる方が殆どだと思います。 そして、よくそう言われます。

ところがです。 実は、これが大いに関係があるのです。

『人は食べたものからつくられる』

これは紛れもない事実です。 髪の毛から足の爪先まで、皮膚も、五臓六腑 も、そして脳細胞まで、全て食べたものから つくられます。

動物性に特化した食事になれば体臭が強くな ります。 足のにおい。 汗のにおい。 ワキガ。 尿や便。

そして、肉は腸の中で腐敗し、腸内の悪玉菌 増殖に貢献します。 『腐る』という字は『府』の下に『肉』と書 きます。 『府』というのは『五臓六腑』の『腑』。 つまり、消化器系を意味します。 要するに、『肉を食べると腸で腐るよ』とい う意味です。

日本人は元々肉食民族ではありませんでし た。 現在、癌のトップに躍り出るかの勢いの大腸 癌も、戦前には殆どみられなかった病気で す。

このように、体は食べたものからつくられ る。 食べたものによって細胞一つ一つが作られて いくわけです。 これは脳細胞も同じです。 従って、食べたものによって 思考も変化する。 感情も変化する。 価値観も変化する。 そして、人間性も作られていくわけです。

現在の世の中は、昔と比べると、犯罪も格段 に増え、その内容も悪質、残虐性が高くな り、そして低年齢化。

科学、医学、栄養学をはじめ、あらゆる分野 のあらゆるものが進化し、発展、発達したは ずなのに、何故、病気や病人は増えるので しょうか? 何故、犯罪が増えるのでしょうか?

ちょっと話はズレますが、その昔、江戸時代 の享保年間というのは、約20年続いたそう ですが、この20年間、江戸の伝馬町の牢屋 には、罪人がひとりも収監されなかったそう です。 牢屋に入る罪人が、ゼロ人だったのです。 つまり、悪いことをする人がいなかった。

かつて、そのような奇跡的な時代もありまし た。 特に『日本』という国は世界でも類をみない ずば抜けた、奇跡的な事が沢山ありました。 学校の歴史では絶対教わりませんが.....何故 でしょう?

話を元に戻します。

物事を一つ一つ紐解き、探索していくと、か なりの確率で『食』に突き当たります。 古から『食は運命を左右する』と言われてき ました。 これは『真理』だと思います。

彼女たちはそれを知っています。

そして、彼女たちなりにそれを咀嚼し、一つ 一つ行動に現そうとしています。 そうすることで、少しでも世の中に貢献しよ うとしています。

彼女たちは『楽しいこと』と『正しい事』な ら迷わず『正しい事』を選択します。 そして『正しい事』の中で『楽しい事』を見 つける。または自ら作り出します。 そして、存分にそれを楽しみます。

自分のやりたい事。好きな事の中に『やるべ き事』を見出だす。 それが目的となり、そのために行動を起こ す。 それが彼女たちの『原動力』です。 その『原動力』が『志』です。

ただ、やりたい、好きだ、が理由ならそれに あきればそれで終わり。 自分には合わないとか、思っていたのと違う からとか、色々理由をつけてそれで終わり。

彼女たちには『志』がある。 『志』があるから自分の『志事』に『誇り』 が持てる。

それが、彼女たちの『何故?』の理由だと思 います。

そして、私はそんな彼女たちを何よりも誇り に思っています。
『スタッフを誇りに思える』
こんな幸せなことはありません。

そんな彼女たちも生涯genにいるわけではありません。
やがて、それぞれの道を歩んでいきます。
それでも、ここで経験したこと、培ったことは、これからの人生において、様々な場面で必ず役に立つものと確信しています。

それだけの事、物を彼女たちは乗り越えてきたし、これからも乗り越えていくはずですから。

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プロフィール

玄ノ里

Author:玄ノ里
『玄ノ里』
・マクロビオティックの宿
・マクロビオティック体験宿泊
・マクロビオティック料理教室
・田舎暮らし体験宿泊

http://www.gennosato.com

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